内定は都市伝説じゃない,らしい

 

 というのも,音声としていただいたのだけれど書面では未だなので,暫定的にそんな表現。レターなんて通例2ヶ月は先のものらしく,仮の通知は送るといったきり届かないし,まあ色々あるのだろう。

 

 第一志望からオファーきました。

 

 振り返ることにしようと思ってiCalくんを開いてみた。彼によれば僕は,6月の中頃から動きはじめて9月の上旬に連絡を頂いたので,結果だけ見ると3ヶ月程度の短い就活になってしまいました。選考自体は全体で5日間。

 こうもトントン拍子で来られると,未だにオファーの出た理由がよくわかっていないだけに,悲しいかな「運が良かった」なんて言葉がつい口をつく。速さだけを考えれば,そりゃ外コンに類する企業を第一志望に据えた時点でこうなるのが最善なのは知ってたけれど,その最速が自分だってことなど意識できるわけもなく,日頃天才だなんだと僭称しまくる割にちゃんと引いて見ていたのだなと感心する。他人ごとのように。

 

 さて今後。もう少し,それなりに,就活は続けます。意外と嫌なやつばかりではないので精神衛生に負担が少ない。あと,やたら面白い人がどこ行っても1人はいるので,それを楽しみに。

 心境の変化としては,選ぶ側の意識をいままでよりも強く持てるのだなぁというところ。当然ではあるのだけど,巷でよく聞く「一本貰うと楽になる」ってそういうことなのではないか知ら。いつも試験にかけられてるって考えるとしんどいけれど,そこの意識を希釈できるといいかんじに。要は捉え方次第で,何をするにせよ気の持ちようなのだという話。

 

 とまれかくまれ,18ヶ月ほど先での乗り換え切符を1枚手に入れました。博士というのもまだありますが,今のところ蜃気楼で辛うじて見えてる感じです。そろそろ消えちゃうかも。研究は良いけれど,学会がいまひとつだし,それを変える気概もなく云々。

 なんでも本気で取り組めるような不安の少ない状態を幸運にも(またこういうことを言ってしまう・判断基準がわからない最悪の状態)手に入れたので,享受しようと思います。面白いこと全部やれるといいな。

 

 最近の態度はそんな感じです。