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 割り振られたお仕事,流石に終わるだけ終わらせてしまうとネットサーフィンしかやることがなくなるし,それが見つかったらやや気まずいので,大幅にペースダウンするインターンの日々を送っています。クオリティを上昇させる必要のある作業ならば,少なくともツールくらいは用意されるはずだし,そもそも参考資料の日付が2ヶ月前だし,喫緊でないのは確かな上むしろ既に完遂されたお仕事なのではないかと睨んでいる毎日。

 実際のお仕事では,集中はたまに途切れるけど,暇にはならないため眠くなることがあまりなさそうな感じです。ごはん食べたあとくらいかな。僕は1時間に2回くらい船を漕いでしまっていて,これまた不真面目といえばそう。

 

 そんなことはまま瑣末,今回のインターンで学んだのは,0900−1800なり,別に0800−2300だろうがよいのだけど,決まった時間に始まって,そのために移動し,起きて,また寝なければならないという流れを,凡その社会人は当然にこなしているという事実の,怖ろしさであります。

 6日を経過しましたが,徐々に驚きのあまり私のレバーがペースト化して,つまり肝をつぶしておるわけで,メルバトーストを注文しなければやってられない具合になってきています。ベルギービールが美味い日々で,先週は結局4軒行きました。飲み屋は全部で6軒?ただ毎晩六本木周辺で遊んでいる人に成り下がっています。毎晩は言いすぎだ。

 

 明日でおそらく作業に目処が付いて,明後日の午後ようやくメンターと連絡を取り,そこで何を言われるか知らんけど,残りはその時点で2日しかなく,残業などせず,また楽しいアフターシックスをするために朝起きるのでしょうね。来年からの働き方なら,もうだいぶ聞いたからいいや,今はただ遊ぼう。こんなにレイジーだったか知らね。困ったものです。

 

 

  

 あしたのおひるはハンバーガーを食べて生きるんだ。野菜は家で食べるんだ。きっとここから愛なんだ。

 

 

赤いリボンもキリリと

 

 ノートのことを物理筐体と呼ぶIT系アイドルと飲んだりした。取り急ぎ,仕様を満たすべく何かを書く。

 

 兎にも角にも,書くことから離れていたかのような数カ月でした。ちょこちょことイベントがあったりして,あとはもっぱらそれに割くようなこともできたりして,表向きは長い文章を殆ど書いていない。表や裏と言ったって,別段公的な立場があるでもなし,勿体ぶるほどのことじゃないけど。短文投稿サイトにはそこそこ投げてあります。あとは,アナログなノートにいくらか落としてある,中くらいの長さの文と。一番長いやつだと,修論の中間要旨か。あとは最近のお仕事で,報告書のおもちゃみたいなただの翻訳文をちらちら。

 

 なぜブログの記事を書かないか。それは,対象と自分の視点が重複し過ぎていて,身動きが取れなかったからです。私的に過ぎるので,書くこともない。一応の専門である政治の話をしてもよい,ただそんなつまらないことはわざわざしたくない。身も蓋もないけれど,データが取れて,意味付けができれば,それで良い。単純なお作法の問題を,語ることもない。

 何のためにここに書くのか。といえば,専ら自身の快楽のためで,どこか他所からみた価値や意味などは割とどうでもよいのです。前段と後段の矛盾するところ,褒められるのはうれしいし,だから今こうやって書いているのだけど。

 

 最近あったことでも書こうと思うも,職務遂行上知り得た機密とか云々うるさいのできっと難しい。全然機密じゃないやつだと,アジア地域でそこそこ売れてる解熱鎮痛剤が”Tempra”って名前だということくらいしか面白いことがなく,なんだかなあもう,といった様子。

 

 話を聞く側の人間だという自己評価が崩れ,やたらと饒舌になり,聞かれてもない自慢や瑣末なエピソードを滔々と口から出るに任せてしまったのが昨日の夜の話で,なかなか稀な存在であるなぁと深く感銘を受けた話を詳しくしようかと思ったけれど,新規性がない。あるのは再現性ばかり。それはかなり大切なことだけれどね,反復試行に耐えられること,ルーティンをそのものとして実行できること。

 語らせる女はいい女だし,ゆっくり愚痴られる男はいい男である。語る側にあるサービス精神と沈黙への畏怖も,語らせる要因ではあるけれど,アイドルはそこんところクリアにしても語らせる。ビールにレモンスライスが浮いていただけでは喋りません。

 

 

 突発勃発アフターシックス,社会人も悪くない気がしてきました。

 少しずつ変節を認めながら,肯定しながら,反転させながら生きていくのです。ロマンチストですら,そう生きていくのです。次は何を書こうかな。逆接の少ないものがいい。

 

カメレオン.psd

 

 どうしてもそうしたかったから相手に合わせて動いていると,色々と伝染った。

 手のジェスチャーが増えたり,語呂遊びが増えたり,お菓子を作ってみたりする。

 

 最近だと動きの重さで体内環境を感じるようになっていたり,少し甘い喋り方になったりして。世には同族嫌悪というのがあるらしいけれど,佳いと思われコピーされている分には,悦んで付き合ってもらえる。厭なところも高く評価されれば大概受け入れられる。そんな手の内で動いている,わけじゃないけれど。なんだか真似してしまう,好きだと仕方がない。

 

 そうして,ぼくの周りにはぼくが好きな人しかいないため,ぼくは彼らの良いとこ取りでできているはずで,結局どうしても愛されるんだなぁと思います。自分自身の結果と言うよりは,置かれた幸福な環境の反映として。原型は親が作ったものだし。

 ひとつでも欠けてはいけなかったはずなんだけれど,何にか分からずひどく疲れてしまい振り払ってしまったコトヒトモノもたくさんある。そこで絶えてしまうべきだったのに,もらったものの残滓だけでも生きていけるなんて,逆説的に素晴らしい。

 

 自身の能力とは全く関係のない部分で生き永らえてきたこともあって,働くのが非常に恐いのだけれど,同じ理屈で進むなら何も恐いことはないんだろうなとも思う。それでもどうしたって,自身に自信がないのは変わらなくて,見える能力を伸ばす術を求めて足掻いている。冗長性としての能力。

 

 昨日だか一昨日だか,友人が興味と恋愛の境目はどこだろうかと吹っ掛けてきた。ぼくはそれに,視点と対象の変化だろと応えた。翻って考えるに,その定義だと僕の好きはどこまで行っても恋愛になり得ない。

 そんなことないと思うんだけど。

 好きなもんは好きでいいじゃないかとも思う。それが恋愛であってほしいと願われたなら,きっとそうなる。どこまでもカメレオンだし,編集は已まないし,そしてまた,望まれるまで動けずにいる。

 

腕時計って邪魔だよね

 

 ネガティブスピーチから始まるブログなんて誰も見たかないんだろうけれど,誰も見てないしこのままで結構。

 ぼくは腕時計がとても苦手です。だってあれ手首に巻くでしょ,その時点で腕時計っていうか手首時計だし,関節に近いから動きに制約かかるし,何より汗が,ひどく,接触してて,汗がね,出るんですよ,なんで手首びしょ濡れなの毎度毎度。全身の体温も上がる気がするわ,苦手だなぁ腕時計。

 

 でも最近また買ったんです腕時計。前回買ったのは去年の今頃,ドン・キホーテで980円のやつね。就活で要るらしかったので,外しやすそうで文字盤の青が涼し気なやつを買ったんです。面接回数と同じ回数だけ,面接時間に少し足した時間だけ,つけました。あとは鞄の中に放り込んでおいた。だってスーツ着てて暑いんですよ。そういえばスーツも苦手だわ,着てるだけで疲れるね,来年から大丈夫なのかな。

 

 あー腕時計買った話。

 これです。

 


Tokyoflash Japan Tenmetsu - YouTube

 

 また,というのも,5年前くらいにシルバーを買って結構気に入ってつけてたんです。それは大破したので捨てた(らしい,記憶が無いけど引越し後の荷物の中にはもうなかった)。

 さっき腕時計の苦手な所をたくさん書いたけど,好きなところもあって,それはギミック。内部構造が面白いやつも好きだし,Tenmetsuみたいにあからさまに変なやつも大好き。

 腕時計もかっこ良ければきっと喜んでつけるんだと思うけれど,癖を好む性癖から逃れられなくてだめだ。あと運動時以外に汗かくの,本当に苦手だなー。ということで腕時計はハードル高い。

 

 先代の時計がぶっ壊れたあと,このシリーズ(KISAIという)を扱ってたTOKYOFLASHというお店が閉店しちゃってて,どこにも売ってなーい,時計いらなーい,といった具合だったのですが最近調べてみたら跡を継いだ店があって。神奈川に。県内やん。

 直接店に出向いたらノリの良いチャンネーが接客してくれて,予約して,贖う,と。往復40キロを自転車で行ったし(,息が切れていたらしく店に着くなりペットボトルの紅茶を件のチャンネーから渡されて惚れかけるなどし),お祝いだからついでだと思い関内二郎で汁なしニラキムチの舞。チーズ入れるの忘れた。スープ割りまでうまい。関内で汁なし食べないとなんか損した気分になるけど金は余計にかかってるんだよねー。

 

 脱線しながらもなんとか書けました。毎回時計をつけてツッコミ待ちです。そういう付加価値がないと今日び時計なんて必要ないでしょ,ケータイあるんだしねぇ。

会田誠とミュシャをパラレルにする森さんの話

 

 もう10日ほど前のことだけど森ビルのてっぺんのあたりに行って美術鑑賞に現を抜かした。やってたのは会期も終わりかけの会田誠展と,はじまったばかりのミュシャ展。なんで行ったかというとWAKOのJoan Jonasが気付いたら終わっててつらたんだったから。

 

 割と前だしメモ採りながら見たわけでもないから,細かい感想は脇において,印象に残ったところだけ書きおくことにしーよお。

 

 

 まずは会田誠から。とはいえ吾嬬竜孝あたりをぼんやり追いかけ続けていることもあり,鮮烈な印象なんてそもそもあまりないのだけれど。もっとドヒャーって感じだと思ってた。まあいいや書こう。

 

 えーと,奇を衒っている感じがあまりしなくて拍子抜けしたあとに,それにしては頭おかしいことやってるのかと思い直して,ああすごい人かもしれないな,と感じたのが最初。

 あとぼくは大きい作品作れるのはそれだけで評価してしまう。滝にスク水のやつとか,女子ミキサーのとか。掛けた時間に単純比例した評価を与えている気がしてあまり良い癖ではないような。大きいと一旦思考停止して,そこから発想やら何やらを捉え直すのにかなり時間が掛かる。ので,大作の多い展覧会はなかなか抜け出せなくなる。なんでだろうなぁ。自分にはできない,って所で評価しているのかな。そうだとしたら合わせ技一本で見る目無さ過ぎる。

 

 しかし,それは常々やってしまうぼくの癖であって会田誠とは全然関係ない話である。会田誠で一番面白かったのは18禁部屋。作品そのものは会田誠の頭のなかを刳り抜いてきたようなものが並んでいて,それを伝える技巧にはまあ感心するのだけど,一番凄いのはそこではなくて,その場にいる全員が真剣(ぶっているのだろうな,たぶん,本当のところどうだかわからないけど)に,作品一つ一つを見遣っている光景なのである。

 これはまことにシュールでよい。

綺麗なお姉さんからピシっとしたおっちゃんから,へらっとしてる学生まで,みんな真面目に見てるんですよ,女性器に触手がぶち込まれている一枚絵を。犬のように振舞い扱われる少女を。何考えて見てるんだろうね,あの空間にいる人達って。場所が自室であれば自慰行為の前哨戦かもしれません,publicという単語は露出嗜好を示すと聞きますが……。

 というわけで,あそこは六本木で最もインタラクティヴな部屋だと思うよ。あの仕掛けはいいね,入り口も18禁コーナーそのままだし。

 

 

 ミュシャ展は言うまでもないでしょう。あらゆる絵に神秘性を纏わせていて不思議。しかしなぜだろう,政治思想が入ると,途端に魅力が失われていく風に思う。宗教もたまにその気がある。ルオーがそれで,受難のシリーズが結構苦手。ミュシャはとても器用に描き方を変えるけれど,それでもなんだか馴染まない。

 好きなポスター3つ選ぶとしたら『冬』,『メデイア』,『モナコ・モンテカルロ』です。一番好きなのは『メデイア』。でもひとにあげるとしたら『冬』ですね。或いは『ビザンチン風の髪飾り(ブロンド)』。メデイアはちょっと迫力ありすぎる……。

 

 都合3時間ほど掛けてぐるりとふたつ見たら結構疲れました。組み合わせの所為かも知れないけれど,意識的に受ける影響はそこまでではなくとも,やはり感受性は応答しているみたい。疲れが深いほど,振り返ると存外思い出せる不思議。この感覚がたまらなくて美術館に足を運ぶのだろうな。

 

 ちなみに鑑賞後はその足で神田神保町に向かい,小宮山書店のガレージセールで展覧会図録と画集を3冊500円で贖いました。どうせやるならどっぷり浸かるのが好きです。おやすみなさい。

 

 

万能名詞化接尾語の「さ」を限定的な「み」に置き換える遊び.ja

 ばかり繰り返していたら口を患った。

 

 

 口内炎はもう出来てしまった瞬間に安静と清潔と栄養でひたすら耐え。歯磨きして,口内炎さんサイドから見てファーサイドに食べ物をフィードし,サプリ摂る。これはいつものことだからイライラしながらも治る治ると楽観するけど,そして治るんだけど,しかし同時に,3週間くらい前からこめかみが米噛む時発する不穏な音が頻繁に出てたので,歯科医になる友人に相談し,歯医者さんを詣でることになったのが先週の水曜。

 

 そんで先週型をとったマウスピース(スプリント,というらしい)が完成したのが今日。食事の時以外はできるだけつけてくださいと言われ,なんとなくカッコいいのでその気まんまんで,歯医者を去ってごはんを食べに行った昼。鯛兜の煮付け定食七百五拾円也。うまい。駅前にある海鮮居酒屋の昼定食はどれもうまい。次はサワラ西京焼き定食にします。

 

 なんの話だっけ。

 

 そう,満足し尽くして,スプリント装着して店を出て,研究室に戻るまでに萎えたの。いずいの。いずいって分かるかな。こう,しっくり来なくて気持ち悪い感じが永続魔法なの。唾液が出ずっぱ。これはよくあることなのかなーと思ってスプリントでググると「スプリントの効果はプラセボである,との説が有力」で,「顎関節症は不安やストレスから発症することが多いため,治療行為の形が見えやすいスプリントを用いて心理的負担を軽減することで治ると考えられる」などと書いてあり更に萎え。出続ける唾液。そして不意に気付く,ぼくは鼻呼吸が超苦手で,口閉じてないと違和感のあるこの状態のままでは死んでしまう。

 

 そしていま,深夜ですが,装着しております。いずいけど。なんでかというと,鼻呼吸の練習になるというのもあるけれど(なんか風邪ひきにくくなるんだってさ),これつけてるうちは食べることができないので,格好の間食封じとなるわけです。前年同期比プラス7キロという恐怖を進行形で味わっている身としては,これを利用しない手はないわけです。(ただし体脂肪率をみる限り増えた体重の大部分は筋肉らしい(こういう註を振って自尊心を守るあたりちっちゃいですね!))

 

 話のついでにダイエットのことを記しておこう,最近プロテイン買いました。折角増えた筋肉を減量で消化したくないからです。自転車に乗りまくってカロリー消費しています。60km,3時間くらい走ると,だいたい1400kcalくらい消えるみたいです。自転車買った話ってしたっけ。してないか。今度しよう。まあそんな感じです。顔やせを目標にしていましたが,数日のカロリー制限と髪色の変更でだいぶ整ったので拍子抜けしている今日このごろです。皆さんお元気かしらね。それではまた。

 

 

最近.webm

 

youtubeにてCMを貪る日々である。

何故かってそれは今年度の講義がすべて終了したからである。その前から見てたんだろって?はいそうです。

 

 


J-PHONE【永瀬正敏&KathyChau】CM集

 まずはこちらです。昔の携帯キャリアは攻めてたなぁ,ということで。

 "So right now your time is mine." なんてセリフも出てくる,娼婦と殺し屋の話。ディレクターズカット版(5分ある)の方はちょっと冗長ですが少しわかり良い。CM繋いだだけのこちらの方がドラマチック。それにしても永瀬正敏かっこいい。浅野忠信と共演してるauのCMもまたよい。

 一緒に動画視てた友人(2つ下)が,「えっ J-PHONEってポケベルの会社?聞いたことないけど昔のだよね?」とか言いくさって御挨拶。Vodafoneの前のキャリアだと教えてあげると,もやもやしつつ飲み込んでくれた。PHSも知らないのかもしれない。そんなに世代間格差あるのかなー。

 

 『言っちゃダメなんだよ…… ホントのことなんか』

 

 


別府競輪の男達TVCM 第一話〜第十四話

 別府競輪の男たちシリーズ,第二章もあります。

 たまりません。シンプルな構成,捻らない(というかする気がない)演技,画面切り替わり後の競争のかっこよさ。捻らないと言えば競輪に使われる自転車も然りで,最近人気が高まってきたロードバイクは材質いろいろ,形状や加工方式もさまざまであるのに対して,「おおむね半世紀前のピストレーサーも同然といって良」いほどであるという。(競輪-Wikipedia

 公営ギャンブルのCMは割と練られているものが多い。競馬なんてその最たるものだし,オートレース藤岡弘×仮面ライダーのいかにもなCMが有名。残念なことに,競艇だけはいつになってもつまらない広告しかないのだが(アプリを使った誘引活動など工夫は見られる)。

 また,九州のローカルCMとしてみてみると,有名なものに,同様の構成でお色気要素を露骨に出して(その結果相当コミカルに仕上がって)いる五ヶ瀬ハイランドスキー場の12本立てがあります。

 ちなみに第二章の3:45あたりから始まるパターンがズルすぎる。確かめてみてください。

 

 なんやらもっと大量にみているのだけど,書くのに疲れた。はあ。

 あと一年はこういう生活ができると思うと幸せですね。頬袋いっぱいに無駄をため込む。